東京・中野 パーソナルトレーニングジム ボクノジム(bokuno-gym) このブログは、ジムやトレーナー活動とは全く無関係な内容です。 ただ、僕のキャラクターなどが伝われば、幸いです。

何事にもまず疑いを持つ私の性格は、良くも悪くもあると日々感じている。今回も同じく。今感じたことは、記憶が最も鮮明な今すぐに記録しておくことがベストだ思い、夜中にパソコンを開いている。

私はパーソナルトレーナーとしてボディメイクコンテストに出るという目的から、年に一度は強度の高いダイエットを実施している。強度の高いダイエットが健康の保持増進に悪影響なのではないかという話は一旦置いておいて欲しい。今回伝えたいことはそんなことではない。

今年(2018年)の1月4日から始まったダイエットには、絶対的ルールとして“グルテンフリー”を設けてある。今やダイエットに取り組まない人でさえも知っているほど認知度が高くなったグルテンフリーという考え方を取り入れたのは今回が初めてだ。話題となるようなことをすぐさま疑問視する私の性格が、このように取り組みを遅らせる悪の元凶である。

私は今回、3つの比較をすることを目的にグルテンフリーに取り組んでいる。

まず1つ目の比較は、グルテンフリー前後の体調や心理状況の比較である。「グルテンフリーをすると体調が良くなる!」なんて言っている人に対しては、なるほどそうかあなたは体調が悪かったんだね~こちとら体調ばっちりじゃ!と心の中で思っていた。今や、過去の自分に「お前が思っている体調万全は、万全とちゃうねん!」と言ってやりたい。

グルテンフリーを開始してから2~3週間ほどたった頃からか、体調の良さを感じ始めた。
・1日を通して眠気が少ない
・大好きなパン、洋菓子、甘味の強いお菓子に対しての欲望がごく小さい
・カラダに感じるエネルギーが高い
とても良い。なるほど、これがグルテンフリーの恩恵か。自分が思っていた“体調が良い状態”には、さらに上の段階があることを知った。

また、グルテン食品等に関しての欲望に関してだが、全く無くなるのではない。食べたいけど容易に我慢できるのだ。食後にお腹が空いている訳ではないのに何故か食べてしまう…そんな人も多いのではないだろうか。私は職業柄、そういった人を多く見てきている。彼女たちはたいてい口を揃えてこう言う、「口が寂しいの。」 口が寂しい!なんて言えるはずもない。口はそのように脳に言わされているに過ぎない。グルテンによって食欲をコントロールしている領域が支配されている。グルテンはまさに麻薬(ドラッグ)さながらの働きをするのだ。この中毒状態から脱却する方法はただ一つ、“強い意志で完全に絶つ”。(この強い意志という点を飛び越える策を私は知っている。まだ検証段階だが、確からしい結果を得られているので、また別のタイミングで発表したい。)
1つ目の比較の結果、グルテンフリーを実施すると体調が良くなり、既に体調が良い人でもさらに良い状態になるということが明らかとなった。

2つ目の比較は、グルテンフリーの休止の前後の比較だ。グルテンフリーを止めるとどうなるのか?

この比較のために、グルテンフリーダイエット開始から1ヶ月と2週間ほど経ったタイミング(まさに今日(2月15日))でグルテンフリーを、一時休止することとした。この日は食べる!と心に決めておきながらも昨日まで不安と葛藤があった。せかっく距離をとった“ドラッグ”にまた手を出す行為なのだから。

そして今朝、目覚めた私がまず向かった先は、街で一番朝早くから営業しているパン屋さん。店の外には、焼き立てパンの香りが漂い、周囲を歩く人間を無意識的に店内に招き入れる。非常に表現を悪く言うと、店内に足を運ぶ人間が皆、意識を失った中毒者のようにも感じた。ベーコン、キーマカレー、アップル、サツマイモなど食欲をそそる様々な食材が“ドラッグ”に覆われた形で店内に並んでいる。我々中毒者にとって、本当に食欲をそそらているのはそれらの食材でもなく、ベースとなっているグルテンであることに、私を除くここにいる誰も気づいていないのだろう。もとい、作り手の店長は知っているかもしれないが。

さて、地元でも有名なそのパン屋さんで4つほどのパンを買った後に向かった先は、ご存知ミスタードーナツである。こちらもグルテンの宝庫であるに違いない。ここでもまた4つほどのドラッグを入手できた。これほど容易に購入できるドラッグが他にあるだろうか。

ジムに戻った私は、久々の感覚に心を躍らせた。なんて美味しいんだ…パンは最高だ!カレーにもベーコンにもチョコにも合う食品なんて他にはない!買ったすべてのグルテン食品を完食した私は、満足げにトレーニングに向かう。2つの比較である、グルテンフリーの休止前後の比較に関しては、むしろ気持ちが上がり調子が良くなるのではないか?とこの時は思った。

ここで、3つ目の比較も並行して開始する。少し内容がややこしいのだが、米を主体としたエネルギーと小麦を主体としたエネルギーがそれぞれトレーニングに及ぼす影響を比較することだ。米と小麦でどっちの方がトレーニングをハードに取り組むためのエネルギーとなるのか?

この比較のために、約2週間ほど前に、米・餅を多量に摂取する日を設けた。この日はいつも以上に米から糖質を摂取した。その結果、カラダにはエネルギーが漲り、トレーニングはいつも以上にハードに実施できた。実に3回も時間を分けて取り組めたほどなのだから疑いようがない。そして、今回は小麦食品を多く摂取した訳だが、結果は残念な内容だった。小麦からあれほどの量の糖質を摂取したにも関わらず、全くトレーニングに集中できない。いつもよりもトレーニング時間を短縮する結果となった。

その後、近くのパスタ屋に行き、2種類のパスタをそれぞれ大盛りで食した後に再びジムに戻った。時系列が破たんしてしまって、申し訳ないのだが、2つ目の比較の結果がここで出た。私は突然の眠気に襲われたのだ。グルテンフリー中には感じることが無かったことで、そういえばそれ以前にはよく起きていたことだと思い出がよみがえった。そしてさらに、昨日ジムのお客様にいただいた小さなケーキをおもむろに食べた。この時、私は紛れもなく満腹であったにも関わらず。この時の私は、“口が寂しかった”のだ。グルテンフリーを開始してから感じた、体調の良さは見事に破綻した。
・1日を通して眠気が少ない
・大好きなパン、洋菓子、甘味の強いお菓子に対しての欲望がごく小さい
・カラダに感じるエネルギーが高い
これらはたった半日で振り出しに戻った。

少しの仮眠を取った後、第2回目のトレーニングに取り組むもカラダのエネルギーの無さに絶望した。そして一切の筋肉痛を感じることなく、抵抗ゼロで今もこしてパソコンを叩いている。
夕方には外部に出る仕事があった。と、その前に、近くのデパートでピザをほおばった。この時点で無論お腹は満腹で、脳も流石に満たされてもう今日の食事はいいや…とそんなことを思っていた。
さて外部の仕事が終わった21時。帰り路の途中で立ち寄ったコンビニでまた洋菓子を手に取る。ジムに戻って一仕事終えた30分後には、ラーメンをすすっていた。この間、ずっと満腹だった。にも関わらず何の躊躇もなくグルテン食品を寂しがっている口に次々と放り込んでいった。流石に、私の実験魂や旺盛な好奇心から余計に無理やり食べているということもあるが、消えそうで消えないこの食欲はグルテンから成ると感じた。

事前に決めていたとはいえ、せっかく上手く進んでいたダイエットの足止めとなったこともあり、流石に罪悪感のようなものを感じている。しかし、今回の実験をして良かった。実体験にできたことは良かったと言える。私と同じように疑い深い人は、実際に試してみて欲しい。グルテンの脅威とグルテンフリーの恩恵を身に染みて感じることができるだろう。

~追記~
グルテン食品を爆食いした翌日。いつもより1時間30分も遅い時間に目が覚めた。目覚めが悪く、なかなか布団から出られない感覚は久々だった。そしてさらに、少し鼻が詰まっていることに気が付いた。重度の花粉症である私には辛い季節がきたなと思いつつも、それにしては例年よりも時期が遅いなとも思った。