筋肉と腸のアンチエイジングとは?
白金高輪 パーソナルトレーニング ボクノジム
白金高輪のパーソナルトレーナーけーたです(^^)
アンチエイジングについて、パーソナルトレーナー視点で考えてみたいと思います!
美容化粧品、健康食品などの領域でアンチエイジングという言葉が使われておりますが、果たして本当に効果を期待できるのか?
そもそもアンチエイジングとは何なのか?
パーソナルトレーナーが考える科学的に証明されたアンチエイジングとはどういった内容か?
これらをテーマにして考えていきます。
ちなみに、皆さんはアンチエイジングのために何か取り組んでいますか?
もしかして、それなりにお金がかかることではありませんか?
僕がこれから解説するアンチエイジングはかなりローコストです。
場合によっては追加の支出はゼロです!
※求めるレベルによっては支出が増えるかもしれませんが…
今回の記事では
- アンチエイジングとは?
- 筋肉に対するアンチエイジング
- 腸に対するアンチエイジング
について解説していきます。
アンチエイジングとは?
まずは、そもそもアンチエイジングとは何なのか?という前提部分を、共通認識しておきましょう。
アンチエイジングとは「抗老化・抗加齢」を意味します。少し噛み砕くと、「加齢に伴う心身の機能的老化を少しでも抑えること」となります。
この定義に従うと、本来ならば経年劣化するその機能を少しでも維持できればアンチエイジングは成功となります。
向上できなくても、つまり若返らなくても老けなければ良い!踏み止まろうぜ!ってことです。
こう考えると少しハードルが下がりませんか?
例えば…
加齢に伴う肌のシワ増加を防ぐ。
加齢に伴う筋力の低下を防ぐ。
加齢に伴う内臓機能の低下を防ぐ。
などあらゆるジャンルでアンチエイジングの方策が考えられると思います。
さてここからは、筋肉のアンチエイジングと腸のアンチエイジングについて、解説していきます!
何故老化が起こるのか?そしてアンチエイジングとして何をすべきか?
是非、参考になさってください!
※もしかするとアンチエイジングに対しての考え方に少しのズレがあるかもしれませんが、今回の記事は僕が考えるアンチエイジング理論を展開していきます。良きところだけ持っていって下さい。
筋肉のアンチエイジング
まず、知っておいて欲しいことは、筋肉は確実に老化するということです。
筋肉の老化とは、筋肉量の低下、筋力の低下がわかりやすい部分かと思います。
では、加齢に伴う筋肉量の低下をグラフで見てみましょう。
筋肉加齢の実態
【①年齢に伴う上肢筋肉量の変化】
このグラフによると、50歳を過ぎる頃には男女ともに腕などの筋肉量は減っていくということになります。
そして、圧倒的に女性の方が筋肉量が少ないという事もわかります。
【②年齢に伴う下肢筋肉量の変化】
脚の筋肉量は、腕の筋肉量と比べて低下が激しいことがわかります。
脚の筋トレは…必須ですね…。
【③年齢に伴う体幹部筋肉量の変化】
体幹部の筋肉量は面白い推移をしますね。
この研究の考察では、加齢に伴う体重増加に対応する形で体幹部の筋肉量が増加したのではないか?と示されてます。
加齢に伴って体重が増えるよ!ってことを教えてくれましたね(笑)
【④年齢に伴う全身筋肉量の変化】
これまでの3つのデータをまとめて、全身の筋肉量を総和して考えるとこのグラフになります。
40歳以降は低下の一途を辿ることになります。
この研究結果を参考にすると
40歳以降で筋肉量は低下し続ける
ということになります。
さらに、特に下肢の筋肉量は低下率が高いことも明言できます。
しかし!
この研究の参加者は、ある程度の活動レベルを保っている健常者であると言えます。
何故ならば、わざわざ研究機関に足を運ぶ能力と意欲がある人が研究参加者となるからです。
これを考慮すると、実際の筋肉量の低下は40歳以降ではなくもっと早い年齢となるかと思います。
僕の憶測が少し入りますが…25歳以降で筋肉量は低下する!と考えて欲しいです。
筋肉アンチエイジングの具体策
では25歳以降で低下してしまう筋肉をアンチエイジングするにはどうすればいいでしょうか?
その具体策は、お察しの通りで筋トレです。
筋肉には、状況に対応して変化する能力があるので、筋肉が成長するような状況を作りだしてあげれば良いのです。
《筋肉のアンチエイジングのイメージ》
筋肉は活発に活動する必要性がないと、25歳以降に減っていく。
↓
そこで、筋トレをして筋肉にダメージを与える。
↓
すると筋肉は、損傷を受けた後に、自己修復する。
修復する際に“今度のダメージからの損害を小さくするために、より強固に修復しよう。”
と考えて、以前より強くなります。=筋肉の強化
↓
もしここでまた筋肉にダメージを与えたらまた成長するし
逆にダメージを与えない期間が長いとまた衰退していく。
つまり、筋肉にダメージを与えないといけない。
それも、筋肉がある程度の損害をうけるほどのダメージです。
ここに筋トレの必要性が出てきますね!
で、じゃあジムに行かないといけないのか?
という問題が出てきますが、必ずしもジムに通う必要もないです。
(トレーナーがこんなこと言うのもアレですが笑)
自宅トレーニングでも筋肉を刺激することは可能ですが、ダメージのレベルには限界があります。
ゼロ円で自宅トレーニングでも筋トレは可能ですが、ジムに課金してより高いレベルの刺激を与えた方が筋肉は成長する
と思っておいてください。
※ちなみに、僕らパーソナルトレーナーに仕事を依頼すると、さらにトレーニングの質が高くなります…よ!
アンチエイジング!と考えてジムに通っていただけると嬉しいです(^^)
そして、筋トレをハードに頑張れていなくても、何もやらないより良い!と考えて、コツコツ頑張って欲しいです。
腸のアンチエイジング
次は、 腸内細菌も老化するというお話です。
恐ろしいタイトルですが、、、事実です(笑)
具体的には、加齢に伴って善玉菌と悪玉菌のバランスが変わってきます。
健康であれば通常、悪玉菌は善玉菌を上回ることはないのですが、
善玉菌は出生後をピークに、その後成人まで横ばい、中年以降では減少傾向と辿ります。
一方で悪玉菌は中年以降にグッと増加するので、場合によっては悪玉菌が善玉菌を上回ってしまいます。
(具体的なグラフが無くてすいません。)
皆さんも思い当たることはありませんか?
「若いころは多少の食べ過ぎでも体重に全く影響しなかったのに、今はちょっと食べ過ぎたらすぐに太ってしまう…。」
この現象の部分的な説明として、腸内細菌の老化があり得ます。
では、腸のアンチエイジングでは何をすべきでしょうか?
答えは、発酵食品+食物繊維の摂取です。
細かく考えていくと、もっと多様な要素が必要になりますが、大きくこの2点を抑えていただければ解決です!
発酵食品=納豆、味噌、ぬか漬け、ヨーグルトなど。
食物繊維=各種野菜、キノコ類など。
発酵食品とは、菌そのものです。食物繊維は菌のエサだと思って下さい。
つまり、菌を摂り、そして菌のエサを摂ることで、腸内細菌の数を増やそう!という狙いになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アンチエイジングの考え方、筋肉と腸のアンチエイジングの方法について
ご理解いただけましたでしょうか(^^)?
強じんなメンタルも不要です。
過度な努力も不要です。
多少の努力でもやらないよりマシ!これくらいの心持ちからスタートしてみて下さい。
では、今回の記事をざっくりとまとめておさらばしたいと思います!では!
- アンチエイジングは、低下を防ぐだけでも十分な成果。
- 筋肉は25歳以降に減っていくので、筋トレをして少しでも食い止めよう。
- 腸内環境は歳を重ねると乱れるので、発酵食品と食物繊維を食べておこう。
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