ピラティスはヨガや筋トレが何が違うの?効果や特徴について解説
どうも!ダイエットコーチ計太です(^^)
パーソナルジム/セミパーソナルジム「ボクノジム」の代表をしています。
その他、自宅でオンラインレッスンを受けられてダイエットの相談もできるオンラインジム(HPはこちら)の運営や、12万人の方に登録していただいているYoutubeチャンネル(こちら)の運営をしています。
“2カ月後の減量よりも1年後の健康”をテーマに正しいダイエットの普及活動をしています!
小学館より出版した ラクやせメソッド(Amazon)ではダイエット情報をまとめて収集できるのでオススメです。
昨今、「ピラティス」という言葉をよく目にする機会が増えました。
僕はパーソナルトレーナーとして活動する上で、ダンベルやバーベルを使ったウェイトトレーニングであったり、姿勢改善や身体のコントロールを学ぶことを目的として低負荷な自重トレーニングを提供してきました。
ですが、マシン(=リフォーマー)を使ったピラティスに触れたことで、これまでの筋トレとは違った、ピラティスの価値を知ることが出来たので是非皆さまに共有させて下さい。
この記事では、いわゆる筋トレ指導がメインのパーソナルトレーナー目線でピラティスの解説をします。
ピラティスインストラクターではないからこそ、より客観的な意見を述べられます!
- ピラティスと筋トレは何が違うの?
- ピラティスとヨガは何が違うの?
- ピラティスにはどんな効果があるの?
このような疑問が全て解消される記事ですので、是非最後までお読み下さい。
結論を先に述べてしまうと・・・
ピラティスは運動の手段として非常に良い選択肢です!推せます!
*ボクノジムで提供するピラティスに関して期間限定のお得なキャンペーン情報を記事に最後に記載しております!
そもそもピラティスとは何か?
ピラティスは元々リハビリのために考案されたエクササイズです。
考案者のジョセフ・ハベルタス・ピラティス氏は、世界大戦時に負傷した兵が寝たままでも全身を鍛えて、身体の機能を改善できるようにとメソッドを構築していきました。
その後、ピラティスというエクササイズの価値が広まり、ダンサーやアスリート、さらには一般人にまで普及していきました。
- 寝た状態でも全身を鍛えられる。
- 身体の機能を改善させる。
- 身体のコントロールが上手くなる。
この辺りが根本的なピラティスの価値と言えます。
では、具体的にピラティスの特徴はどのようなものなのか、パーソナルトレーナーの目線で解説します。
ピラティスの特徴は何か?
細分化すると沢山出てきてしまいますが、「力のかけ方が独特」という点がピラティスの大きな特徴だと考えています。
例えば、一般的な筋トレの場合、ダンベルなどの重さを用います。
ダンベルは当然それ自体の重みがあり、重さという力は重力方向にかかります。
要するに、常に真下に負荷をかけてくるダンベルを用いて、胸筋であったり腕や下半身などを鍛える訳です。
重さがかかる方向が固定された中で、身体の位置や向きを変えることで全身を鍛えているのが筋トレです。
一方で、ピラティス(※リフォーマーを用いたピラティス)では、寝た状態で実施するメニューが多いです。
寝た状態でリフォーマーを用いて上方向であったり、横方向に力を発揮できます。
これによって、力を発揮する身体の向き、力の方向、負荷がかかるタイミングなどを柔軟に調整できます。
などと説明したものの中々イメージが難しいですよね(笑)
身体のへの負荷のかけ方が柔軟なので身体に与える刺激も調整しやすい、と理解していただければと思います!
ピラティスと筋トレの違いは?
先ほどの項目で“負荷のかかり方が違う”という内容を説明したので、その他の違いについて解説します。
①身体を鍛えるなら筋トレ、機能を改善するならピラティス
筋トレではダンベルやバーベルなどの重さをどこまででも増やすことができます。
それによって筋肉に与える負荷が高まります。
ですので筋肉を鍛えて、筋肉を大きくしたり、より高い筋力を発揮できるようになりたい人にとっては筋トレの方が合っているでしょう。
一方でピラティスでは筋肉への負荷はリフォーマーで用いるバネの力で調整します。
ですので、ある程度は負荷の大小をコントロールできるものの限界はあります。
よって、筋肉を大きくするなどの目的であればピラティスより筋トレの方が良いです。
ピラティスでは筋肉の調整という目的よりも、身体の機能を改善させることが主な目的となります。
②ピラティスの方が余計な力が入らない
例えば、筋トレでダンベルを用いてお尻を鍛える種目としてブルガリアンスクワットがあります。
この種目を実施する時には、どうしても太ももの前も一緒に鍛えられてしまいます。
特にトレーニングが上手くない人ほど余計に太ももの前の筋肉が使われてしまいます。
“お尻を鍛える”という目的が達成しにくい人がいるということです。
(太ももの前を鍛えることも必要だ!太もも前の筋肉が必要以上に働かないように上手くなればいいだけだ!などのツッコミは受け付けません(笑)そういったことまで書いてしまうと情報が混雑するので割愛させていただいております。)
一方で、ピラティスでは寝た状態でお尻を鍛える種目が多数あります。
寝た状態でエクササイズをする訳ですから、自身の姿勢を保持する必要がなくなる分、目的以外の筋肉が疲労してしまう可能性をグッと下げられます。
これはピラティスの強みです。
③ピラティスでは身体のコントロールが上手くなる
ここでも、「筋トレでも身体のコントロールが上手くなるだろ!」というツッコミが可能ですが受け付けません!笑
どちらかと言えばピラティスの方が長けている、という意図です。
ピラティスでは寝たり座ったりした状態からエクササイズを実施します。
そうすると、狙いの筋肉が適切に使われているかどうかという内観に集中しやすくなります。
この身体のコントロールは非常に大事です。
例えば、筋トレを頑張っているのに体が思うように変わらないと感じている人や、姿勢を改善するためにストレッチなどを取り組んでいるものの成果を感じられていない人ほど、ピラティスを介して身体のコントロールを上達させてほしいです。
狙いの筋肉を適切に使えるようになる。
筋力のアンバランスによって姿勢が崩れていて、さらにその状態を自覚できない人が全てを理解して正しい姿勢を認識できるようになる。
これらをピラティスで達成可能です。
ピラティスとヨガの違いは?
この解説についても筋トレと同様で、正直なところ“場合による”ことが多いです。
ヨガといっても、流派や指導者、対象者によって何を目的にしているかが大きく違ったりします。
なので厳密なことは言えないものの、ピラティスとヨガの違いについて傾向をお伝えします。
①ヨガの方がストレッチの効果を狙いやすい。
ピラティスの方が筋トレに近くて、ヨガの方がストレッチに近しいです。
これもやり方次第なんですが…全体的な傾向としてはこれが正しいかと思われます。
②ヨガよりもピラティスの方が筋肉が疲労する。
ピラティスの方が筋トレに近しく、筋トレをしたような疲労感があります。
ヨガでも筋肉が疲労するポーズもありますが、全体的にはストレッチ要素の高いエクササイズで構成される場合が多いです。
③ヨガよりもピラティスの方が難易度が高い。
これも場合によりますが…(もう十分ですかね(笑)聞き飽きましたよね)
ヨガよりもピラティスの方がエクササイズとして難易度が高いメニューが多いです。
根本としてはリハビリで負傷兵の機能を改善していくことが目的だった訳ですから、強度も難易度も比較的高くなることは当然ですよね。
ヨガよりピラティスの方が良い、ピラティスより筋トレの方が良い、など大雑把に言い切ることは出来ません。
その人の目的、運動レベル、身体の状況などによって最適なエクササイズは変わります。
さらに言えば、今はピラティスが最適だけどしばらくしたら筋トレに移行した方が良い人もいるでしょうし、その逆もあり得ます。
何が良いか、最終的には“人による”なんですよね。
とは言え、全体的な傾向としてピラティスはどのような人に向いているのかをパーソナルトレーナーの目線で解説します!
結局、ピラティスはどんな人に向いている?
- 運動をして身体を引き締めたいけど、筋トレをしてゴツくなってしまうことが心配な人
- 筋トレをしていて、余計な筋肉に力が入ってしまう自覚がある人
- 運動音痴な人
- 身体の緊張が高くていつも肩こりや腰痛に悩まされている人
- 息が上がるような運動は苦手だけど、しっかり身体は鍛えたい人
- ヨガで身体が柔らかくなってきたから、ここから筋肉を鍛えていきたい人
これらに当てはまる人はピラティスに向いているはずです!
とはいえ、実際にピラティスをやってみたら楽しいと感じられない人もいるでしょうし、あまり興味はなかったものの試しにやってみたらハマる人もいます。
結局はやってみないと分からないのです…!
ちなみに、我々人間は何かしらで身体を動かす必要がある訳ですが、達成できている人は少ないです。
運動に興味が向かない人が多いからです。
もしまだピラティスをやったことが無いようでしたら、それはチャンスです。
もしかしたらピラティスを介して運動習慣を獲得できるかもしれません。
1mmでも興味がわいたら、とりあえずやってみることを推奨します!
ピラティスに関するその他の疑問
身体が硬くてもできますか?
出来ます!身体の状況に合わせてメニューを選択できるからです。
身体が太っていてもできますか?
出来ます!これも先ほどと一緒で、もしかしたらメニュー選択でできることの幅が小さくなるかもしれませんが、体重に関係なくピラティスに取り組むことが可能です。
運動が苦手な人でもできますか?
出来ます!運動が苦手な理由にもよりますが…例えば、運動=キツイ!だから苦手!という人にとっては筋トレよりもピラティスの方が合っているかもしれません。
パーソナルレッスンとグループレッスンのどちらが良いでしょうか?
パーソナルレッスンの方が個々の身体に合わせてメニューを構成しますし、細かくフォーム修正ができるので最適です。ですが、コスト面に差はありますのでその辺りも考慮してご判断下さい。
どんな服装でやりますか?
一般的なフィットネスウェアでOKです。あまりにもダボダボな服であったり、関節を大きく動かせないような服は最適ではありません。ピラティスとイメージするとピタピタのタイツとブラトップの女性が連想される人が多いかと思いますが、そのイメージ通りに実施する必要はございません。
【最後に!!】今だけお得なピラティスキャンペーンのお知らせ
ボクノジムでもピラティスのサービス提供が始まります!
現在は専用スタジオの開設に向けて準備中なのですが、ボクノジム専属のピラティスインストラクターによるサービス提供をレンタルスタジオにて実施しております。
このような状況だからこそ、お得な初回体験チケットと回数券を販売しております。
■レッスン場所:恵比寿駅近くのレンタルスタジオ
■講師:理学療法士トレーナーのはるな(プロフィール)
■料金:
初回 3,300円
単発 6,600円
4回券 24,000円
8回券 48,000円
(有効期限は購入から2ヶ月間)■募集期限:5月末まで
■申込方法:ボクノジムピラティス専用LINEにて、①お名前フルネーム、②メールアドレス、③初回体験の希望日をいくつか、④「ピラティスキャンペーン希望」とメッセージ送信してください。
↓ピラティス専用LINE↓
最後に
お読み頂きましてありがとうございました!
今回は筋トレ指導者の目線でピラティスについて解説しました。
また別の記事ではダイエットやボディメイクのお悩みに関して僕なりの見解を述べたいと思います!
ボクノジムの記事更新をお楽しみに~!
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