潰瘍性大腸炎への食事アプローチ
白金高輪 パーソナルトレーニング ボクノジム
白金高輪のパーソナルトレーナーけーたです(^^)
今回は、潰瘍性大腸炎への食事のアプローチについてまとめてみました。
- 潰瘍性大腸炎とは何か?
- 症状や治療法は?
- 家庭でできる食事療法とは?
これらの内容について、触れていきます。
ただ、僕は医者ではありませんので、基本的な治療指針は是非お医者さんの指示に従って欲しいです。
しかし僕は“医者の一歩手前で在りたい。”と思っているので、完全に薬に頼るのではなく、その前に食生活から何か改善できないか?ということを考察しています。
潰瘍性大腸炎とは
大腸(特に直腸)の粘膜と粘膜下層の組織が損傷する病気です。
下血や、下痢などがよく起こります。同時に、腹痛。
また重症になると発熱、貧血、体重減少に繋がります。
ただ、これらの症状は波のように押し寄せます。
活動期と寛解期があり、活動期に上記の症状が出ます。
実際に疾患者が増えているのか、認知が広まっている結果なのかわかりませんが、患者数は年々増加しています。
しかし、この病気の原因は解明されていません。
そのため、難病として登録されています。
治療方針
基本的な治療は内科的な治療です。
医師から薬を処方してもらいましょう。
遺伝子の影響も考えられていますし、ファーストフード、乳製品、肉類中心の欧米食の影響、ストレスの関与などもあり得るそうです。
ただ、諸々不明なことだらけです。
さて、内科的治療は医師に任せるとして、僕はこの病気に対する食事の処置について考えたいです。
食事で治癒可能!なんて大それたことは言いませんが、健康管理のためにも食事がもたらす影響は確実にあるはずです。
・基本的な食事指針
・活動期と寛解期に分けた食事意識
・生活上避けるべき食品
に分けてまとめてみたいと思います。
基本的な食事指針
例えば重症になってしまった場合に病院で行われる処置は、胃腸に負担の少ない食事を心がけて、薬で処置することになります。
このように薬を中心に考えることは、それはそれで良いのですが、食事療法の可能性にかけるなら、
免疫系の中枢である腸、それ自体の改善を狙うのが良いはずです。
こう考えると、“胃腸に負担の少ない食事”では達成が難しいです。
確かに腸に優しいけど、強くならない。そんな感覚でしょうか。
ということで
活動期と寛解期で食事プランを分けてみて欲しいです。
活動期→負担の少ない食事。
寛解期→腸を養う食事。
具体的に見ていきましょう。
《活動期の食事》
この時期は、とにかく腸に波風立てないように心がけることです。
避けるべきは、食物繊維、脂質、刺激物です。これを踏まえると…
食物繊維は野菜全般ですね。もし食べるとしても、くたくたに煮るなどするのが良いと思います。また食物繊維の観点から、糖質は玄米ではなく白米が推奨されます。さらにはお粥などにすると良いです。
タンパク質も比較的少な目がオススメです。また内容も、肉類より魚が良いでしょう。牛や豚のタンパク質は腸の悪玉菌のエサともなります。
脂質は腸の活動を過度にしかねないので、量を控えます。勿論、その質も大事。ジャンクフードなどの脂質はそもそも腸に良くないです。
刺激物として避けたいのは、アルコール、カフェイン、香辛料などです。
《寛解期の食事》
この時期は、症状が出ないので腸の免疫力アップを狙いましょう。
もしこの時期の食事が成功すれば、寛解期の期間延長が達成できたり、活動期のレベル弱化が達成できるかもしれません。
摂りたい食事は、食物繊維、発酵食品、適度な糖質です。
野菜全般。葉野菜も緑黄色野菜も食べましょう。食物繊維では、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類が摂れているか?を考えなければなりません。不溶性はわかりやすい線維質のものです。水溶性は海藻やきのこに多いです。
発酵食品は、納豆や味噌、漬物などがオススメです。善玉菌を増やしてくれます。
適度な糖質としてお米も食べて欲しいのですが、食物繊維を考えると、この時期は玄米がオススメです。糖も腸内細菌の栄養源になるので欠かせません。
全般で避けるべき食事
腸内細菌を悪性に傾けるリスクがあるものは避けましょう。
きっと個人差はあると思うのですが、、、とりあえずリスクヘッジです。
・小麦食品
・乳製品(ヨーグルトは食べてみて個々で判断)
・ジャンクフード。お菓子
・加工度の高い製造食品
・人工甘味料
・過度なタンパク質
・アルコール
これらのどちらの期であっても避けるべきかと思います。
完全撤廃できなくとも、減らす努力はしましょう。あなたのためです。
以上の生活をしてみて下さい。
長い目で見てみないと、効果はわからないと思います。
もし、効果が出ましたら是非教えて欲しいです(^^)
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