更年期太りはなぜ起こる?女性ホルモンとダイエットの正しい向き合い方
こんにちは。
ボクノジムピラティス初台のはるなです!
今回は、多く質問をいただく
**「更年期とダイエット」**についてお話しします。
更年期に入ってから
- 急に太りやすくなった
- お腹だけぽっこり出てきた
- イライラや不安感が増えた
こうした悩みを抱える方はとても多いです。
更年期に体の中で何が起きているのか、そして具体的に何をすればいいのかを、元理学療法士・現ピラティストレーナーの視点から解説します。

更年期とは何か?
更年期とは、
閉経の前後5年ずつ、合計約10年間の期間を指します。
この時期に大きく変化するのが、
- エストロゲン
- プロゲステロン
という2つの女性ホルモンです。
閉経を迎えると、これらのホルモンの分泌量が急激に低下します。
エストロゲンの重要な役割
エストロゲンは「キラキラ女性ホルモン」と呼ばれるほど、女性の体にとって重要な役割を担っています。
特に大きな働きは以下の3つです。
- 自律神経のバランスを整える
- 骨密度を維持する
- 脂質代謝を促進する
さらに、血管・血流、尿道や骨盤底筋の環境維持にも関わっています。
更年期に起こりやすいダイエットのトラブル
① 太りやすくなる
エストロゲンには脂質代謝を促進する働きがあります。
その分泌が減ることで、脂肪が分解されにくい体になります。
結果として、今までと同じ生活でも太りやすくなります。
② ぽっこりお腹になりやすい
エストロゲンは
- 皮下脂肪を蓄えやすく
- 内臓脂肪の合成を抑える
という作用があります。
更年期でエストロゲンが低下すると、
女性でも内臓脂肪がつきやすくなり、男性的な太り方に変わっていきます。
③ 骨盤底筋の機能低下
エストロゲンは骨盤底筋そのものではなく、
筋肉を支える靭帯や結合組織を柔らかく保つ働きをしています。
分泌が減ると、
- 締めようとしても締まらない
- 腹圧が保てない
といった状態になり、
内臓を支えきれずお腹が前に出やすくなります。
出産経験がある方は、より顕著に現れやすいです。
④ イライラ・不安感・焦燥感
エストロゲンとプロゲステロンは、
副交感神経を優位にしてくれるホルモンです。
分泌が急に低下すると、交感神経が強くなり、
- イライラ
- 不安
- のぼせ
といった症状が出やすくなります。
見落とされがちだが重要な「骨密度」の問題
エストロゲンは、
骨を新しく作る働きにも深く関わっています。
更年期以降、骨密度が低下しやすくなり、
骨粗しょう症のリスクが一気に高まります。
実際、理学療法士としての現場では、
骨折をきっかけに活動量が落ち、
そのまま寝たきりに近づいてしまう方も多く見てきました。
更年期の解決策① まず医療機関へ
更年期の症状は、
他の病気(バセドウ病など)と似ていることもあります。
- 更年期障害かどうかの確認
- 骨密度の定期的な測定
このためにも、一度は医療機関に相談することが大切です。
更年期の解決策② 有酸素運動で自律神経を整える
女性ホルモンに頼れなくなった分、
自分で副交感神経を優位にする力をつけていく必要があります。
おすすめはシンプルな有酸素運動、特に「歩くこと」。
- 日光を浴びながら
- しっかり呼吸を意識して
- 30分〜60分
- 週2〜3回(難しければ1日10分から)
一度交感神経を上げてから、しっかり休むことで、
自律神経の切り替えがうまくなります。
更年期の解決策③ 骨盤底筋トレーニング
まずはセルフチェック。
- お腹を風船のように膨らませる
- おしっこを我慢するようにキュッと締める
- そのまま息を吐けるか
これが難しい場合、骨盤底筋がうまく使えていない可能性があります。
- 力を入れて → 緩める
- 1日30回
- できれば毎日
- 最低3ヶ月継続
電車の中や座ったままでもできます。
更年期の解決策④ 筋力トレーニングは必須
有酸素運動や骨盤底筋トレーニングだけでは、
骨密度の維持・骨粗しょう症予防はできません。
自重以上の負荷を使った筋力トレーニングが必要です。
更年期の解決策⑤ 食生活は「削る」より「整える」
太ってきたからといって、
極端にカロリーを下げるのは逆効果です。
- カロリーを下げすぎない
- PFCバランスを意識する
- 低血糖を起こさない
「たくさん食べて、たくさん動く」
という意識が、結果的に体を整えてくれます。
更年期のダイエットとしてピラティスが特に向いている人
- 今まであまり運動してこなかった
- いきなり筋トレをすると体を痛めそう
- まず体の機能を整えたい
こうした方には、ピラティスは非常におすすめです。
体の機能を整えてから、高負荷トレーニングに移行する流れが理想です。
まとめ
更年期のダイエットは、
目先の体重だけを見ると失敗しやすいです。
- 自律神経
- 骨密度
- 運動できる体を維持すること
ここに目を向けることで、
60代以降の人生の質が大きく変わります。
今の行動が、未来の自分を作ります。
焦らず、コツコツ整えていきましょう。
ボクノジムでは“2ヶ月後の減量より1年後の健康”をテーマにお客様のダイエットをサポートしております。
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