水分を摂取した方が良い理由3選

ボクノジム高円寺店代表トレーナーのそうです！

40〜60代の女性にこそ知ってほしい“体が変わる水の話”

「水をこまめに飲んだ方が良い」というのは誰もが知っていることですが、実際にどれくらい飲めているかというと、40〜60代の女性ほど“水をほとんど飲まない”という方がとても多いです。

• コーヒーやお茶が中心

• 気づいたら1日コップ1〜2杯

• 仕事や家事が忙しくて水を飲む習慣がない

• トイレが近くなるのが嫌で控えている

こういった理由から水分摂取が少なくなるのは珍しくありません。

しかし、水分を摂らない生活は筋肉・姿勢・肌・代謝・疲労感など、体のあらゆる部分に影響します。

そこで今回は、体のプロの視点で 「水を飲んだ方が良い理由3選」 をわかりやすく解説します。

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理由①

水は“老化の原因”である活性酸素を無害化するから

活性酸素は、加齢やストレス、運動不足、紫外線、食生活の乱れなどで増え、細胞にダメージを与えます。
これが溜まると、

• 疲れやすい

• 肌の老化

• 血管の硬化

• 免疫低下

などにつながります。

■ 水を飲まない人は「活性酸素が流れず溜まりやすい」

体の中で使われた物質（老廃物）は、血液やリンパに乗り、水分によって薄められながら運ばれます。
しかし、水分が不足すると血液がドロドロになり、老廃物が流れにくくなります。

その結果、活性酸素が体内に残りやすい状態になります。

■ “水素”は活性酸素とくっつき、水となって排出される

あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、
水素は悪玉活性酸素と結びつき、水（H2O）に変えて無害化する働きがあります。

つまり水素は体にとって“消防士”のような役割です。

しかし、ここで大切なのは…

■ 水がないと、無害化された活性酸素を体の外に運べない

水素が活性酸素を無害化したとしても、
その「水（老廃物）」を運ぶための“水分”が足りないと、身体は排出することができません。

活性酸素を減らしたいなら、

水素 × 水分補給のセット

が不可欠なのです。

理由②

水は筋膜・コラーゲン繊維の潤滑油。水不足はコリ・痛み・姿勢の崩れにつながる

40〜60代の女性からよく聞く悩みがあります。

• 肩こり

• 首こり

• 腰痛

• 疲れが抜けない

• 姿勢が丸くなる

実はこれらには 水不足が深く関わっています。

■ 筋膜は「水の膜」。水が減ると硬くなる

筋膜は、筋肉を包む薄い膜で、コラーゲン繊維が水分と一緒にネットのような構造をつくっています。
この水の量が減ると…

• すべりが悪くなる（摩擦が増える）

• コラーゲン繊維が縮む

• 筋肉同士が引っ張り合う

• 動きがぎこちなくなる

これが 肩こり・腰痛・姿勢の悪さ の原因になります。

■ 水を飲むとコラーゲン繊維が“ふわっと”動きやすくなる

イメージしてみてください。

• 乾いたスポンジ → 固くて曲がらない

• 水を含んだスポンジ → 柔らかく、しなる

筋膜もまさに同じです。

水分が十分にあると、筋膜はなめらかに伸び縮みし、
肩こりや腰痛が軽減し、姿勢が整う土台ができます。

■ こんな人は要注意

• 朝起きたとき体が硬い

• ストレッチしても伸びにくい

• マッサージしてもすぐ戻る

こういう方は、筋膜が「乾いている」可能性が高いです。

理由③

水は代謝・血流・自律神経を整える“体のリズム”のスイッチ

特に40〜60代の女性はホルモン変化が大きく、
自律神経の乱れ（疲れ、寝つきの悪さ、イライラ、気分の揺れ）を感じる人が増えます。

この時期の体にとって、水分補給は「安定剤」のような役割を持ちます。

■ 血流が改善し、冷え・むくみが軽減

水分を摂ることで血の流れが良くなり、

• 手足が冷たい

• むくみやすい

• だるさが抜けない

といった症状が改善しやすくなります。

■ 代謝が上がる

水は体温を維持するためにも必要で、水が不足すると代謝が下がります。
代謝が下がると、太りやすく・痩せにくくなります。

「最近太りやすくなった…」という悩みも、水不足が関係していることが多いです。

■ 便秘の改善にもつながる

40〜60代の女性で多いのが「長年の便秘」。
腸が硬いのは水不足が大きな原因です。

水がしっかりあることで腸がスムーズに動き、排泄が整いやすくなります。

■ 今日からできる！水を“飲めるようになる”簡単な習慣

水が苦手な人ほど、最初は次の方法がおすすめです。

① 朝の“最初の1杯”を習慣にする

起きてすぐのコップ1杯（100〜150ml）が一日の流れを作ります。

② 目につく場所に水を置く

「視覚」は最強の習慣化スイッチです。

③ 1回にたくさん飲まない

40〜60代の方は胃腸が弱い方も多いため、小分けに飲むのがポイント。

④ 常温の水にする

体が冷えにくく、吸収もスムーズです。

⑤ お茶やコーヒーだけではNG

カフェインは利尿作用があり、水分が抜けてしまいます。
「水」として飲む時間を作ることが大切。

■ まとめ

水分を摂ると良い理由3選

1. 活性酸素を流し、細胞を守る（水素が働くためにも水が必要）

2. 筋膜やコラーゲン繊維の潤滑性を保ち、コリ・痛み・姿勢改善に直結する

3. 血流・代謝・自律神経を整え、40〜60代女性の不調を減らす

水は意識しないと摂れません。
しかし、体を変える最も簡単でコスパの良い習慣が「水を飲むこと」です。

ぜひ今日から、あなたの生活に“水の習慣”を取り入れてみてください。

「2ヶ月後の健康よりも1年後の健康を」という理念から、怪我や病気から一番遠い場所へ導くためのボディメイクを提供します。
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