【初心者向け】マシンピラティスとマットピラティスは何が違う?どちらを選べばいいか徹底解説!
ボクノジム高円寺トレーナーのそうです!
最近「ピラティスが姿勢改善に良いらしい」「マシンピラティスが流行ってる」という声をたくさん耳にします。でも実際には、
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マシンピラティスとマットピラティスって何が違うの?
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どちらが自分に合っているの?
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初心者はどっちから始めるべき?
こうした疑問を持つ人がとても多いです。
そこで今回は、当ジムでまとめている比較データをもとに、初心者にも分かりやすく「マシン vs マット」の違いを解説します。
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1. そもそも何が違う?
● マットピラティス
自分の体とマットだけで行うピラティス。
動き自体はシンプルですが、体幹の安定性が求められ、体の使い方を丁寧に学ぶことができます。
● マシンピラティス
リフォーマーなどの専用マシンを使います。
スプリング(バネ)の抵抗や軌道があるため、”正しい動きを“誘導してくれる”のが特徴です。
2. 筋力アップ:目的の筋肉に効かせやすいのはマシン
「対象筋への刺激はマシンの方が入れやすい」 のが結論です。
理由はシンプルで、マシンは軌道が決まっており、バネの力で動きがサポートされるためです。
● 具体例
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お尻を鍛える「クラムフットワーク」
→マシンだと骨盤を安定させたまま脚だけを動かしやすく、お尻にピンポイントで効く -
腹筋トレ
→バネが補助にも抵抗にもなるため、弱い人でも“正しい腹筋の感覚”をつかめる
初心者ほど 「効いているか分からない…」問題 が起きるため、マシンでの学習は非常に効果的です。
3. 機能的可動域:マシンの方が優位
「機能的可動域に関してはマシンピラティスの方が優秀」
これは研究でも示されています。
● 多発性硬化症の患者38名の研究
→どちらも改善したが、マシン(リフォーマー)群は体幹屈曲筋力がより改善
● なぜマシンは可動域が伸びやすいの?
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バネが身体を導くため、必要な可動域を安全に使える
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過剰な力みが減り、関節の動きを引き出しやすい
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呼吸と合わせることでさらに効果が上がる
● 具体例
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胸を開くストレッチ
→マットだと肩がすくんでしまう人でも、マシンだと自然に胸が開く -
股関節の動き改善
→マシンでは骨盤が固定されるため、股関節だけを大きく使える
4. 姿勢改善:感じやすいのはマシン、定着しやすいのはマットも◎
「姿勢改善は前庭覚・体性感覚の向上が必要です」
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マシン:前庭覚(バランス感覚)が刺激される
→軌道や負荷があるため、身体の位置のズレがわかりやすい -
マット:体性感覚(身体の内部感覚)の向上につながりやすい
→自分の筋力だけで支えるため
● 具体例
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マシン:足の位置が片方だけズレているとガタンと動作が不安定になるため、左右差に気づきやすい
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マット:体幹系のエクササイズだと腹圧が抜けると姿勢が崩れるので「体幹が抜けた感覚」に気づける
5. 行為主体感(自分でできた感):どちらも強みがある
スライドにあるように、
自己効力感=「自分はできる」という感覚 は継続に超重要です。
● マシン
成功体験が作りやすい
→バネで動きをサポートしてくれるため「できた!」が生まれやすい
● マット
自分の身体だけで動きを作る
→「本当にできるようになった」という深い自信になる
6. 面白さ・新しさ:マシンは学習効果が高い
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新規性はドーパミンを出しやすい
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「予想より良い結果」でドーパミン分泌
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ドーパミンは海馬で記憶を強化
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大脳基底核で成功パターンが学習される
つまり、
「楽しい経験は記憶に残りやすく、上達が早い」 ということ。
マシンは動きのバリエーションが多く非日常性もあるため、初心者でも覚えやすいというメリットがあります。
7. 価格・コスト・種目数
● マシン
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1回あたりの料金は高め
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その分、効果は出やすく指導も細かい
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種目数が圧倒的に多く飽きない
● マット
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グループも可能で費用が抑えられる
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シンプルで習慣化しやすい
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自宅でも練習できる
8. 結論:どちらも優秀。目的に合わせて選ぼう

スライドの結論にもある通り、
マシンもマットも、どちらも優秀
● 初心者・姿勢改善したい人
→ マシンピラティスが最もおすすめ
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可動域改善が早い
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正しい動きを体験しやすい
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成功体験から継続しやすい
● ある程度慣れてきた人・コスパ重視
→ マットピラティスも非常に良い選択
● 理想は
マシンで基礎をつくり、マットで定着させる
この流れが最も効率よく身体が変わります。
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