■ ピラティスは「整える運動」
ピラティスは、呼吸と姿勢を意識しながら行う動きの中で、インナーマッスル(体幹の深層部の筋肉)を活性化し、骨格・関節・筋肉の“本来あるべき位置”に整えていくエクササイズです。
猫背や反り腰、肩こりや腰痛といった不調の多くは、体の「使いグセ」や「アンバランス」から来ています。ピラティスはそうした状態をリセットし、体をニュートラルな状態に戻すのが得意。
つまり、ピラティスは“土台づくり”。ゆがみを整え、動きやすく・ケガをしにくい体を作るための準備段階ともいえるのです。
また、ピラティスの低域値の運動は日常生活を効率的に活動できるためには必要不可欠となります。
■ 筋トレは「鍛える運動」
一方、筋トレは主にアウターマッスル(表層の大きな筋肉)を鍛え、筋力・筋量を増やすことが目的です。
筋肉が増えることで、基礎代謝が上がり「太りにくく痩せやすい体質」に近づきますし、関節を支える力も強くなり、年齢による不調やケガのリスクを下げる効果もあります。
しかし、ゆがんだままの姿勢で筋トレを続けると、一部の筋肉ばかりが使われてしまったり、負荷が関節に集中してしまったりと、効かせたい場所に効かない・逆効果になることも少なくありません。
■ 整える → 鍛える が最も効率的な順番
ここまででお気づきの通り、ピラティスと筋トレは「どちらが良い」「どちらが正解」という話ではありません。
本当に大切なのは、体の状態に応じて「整える」と「鍛える」の順序とバランスを取ることです。
例えば、肩が内巻きで猫背気味の人が、胸の筋トレ(プッシュアップなど)をがむしゃらに行えば、さらに巻き肩が悪化してしまうこともあります。
まずはピラティスで姿勢や動きの癖を整える。
それによって本来使うべき筋肉が活性し、呼吸も深くなり、筋トレの「効かせ方」が変わってきます。
このように、整った状態で鍛えることが、最短で理想の体に近づく方法なのです。
■ まとめ:ピラティスと筋トレは「順番と組み合わせ」がカギ
すごくわかりやすく書きましたが、他にも中枢神経系の点でもピラティスを活用しない理由はありません。
他の記事もご覧になっていただけると更に理解が深まると思います。
年齢を重ねるとともに、体型だけでなく、肩こり・腰痛・疲れやすさといった“体の質”の変化を感じる方が多くなります。
そんなときこそ、ピラティスで土台を整え、筋トレで力をつける。このWアプローチが、「見た目も中身も若々しい体」を作るカギになります。
どちらかだけに偏るのではなく、自分の体を「整えて」「育てていく」視点を持つことで、ムリなく・ムダなく変化していくことができるということです。
筋トレだけしてもピラティスだけしても体が変わっていく感覚がなかった方へ何か参考にあれば幸いです
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