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「体重が増えてきた…」と感じたら読む記事|リバウンドの原因と対処法

こんにちは。
パーソナルジム「ボクノジム」代表、ダイエットコーチ計太です。

今回のテーマは「リバウンド」。

ダイエットをしたことがある人は
1度は経験があるのではないでしょうか。

リバウンドし始めたと感じた時、多くの人は強い焦りを感じます。
「このまま元の体重に戻ってしまうのではないか」
そんな不安から、さらに無理な行動を重ねてしまうことも少なくありません。

しかし、焦っても状況は良くなりません。
大切なのは、落ち着いて今の状態を正しく理解することです。

この記事では「リバウンドし始めた時に見るべき内容」として、
今あなたの体や生活に何が起きているのかを整理し、
ダイエットを立て直すための考え方をお伝えします。

リバウンドし始めた時に考えられる3つのパターン

リバウンドの背景には、主に3つのパターンがあります。
まずは自分がどれに当てはまるのかを冷静に確認してみてください。

パターン① 生理・体のリズムによる体重増加

特に女性の場合、生理周期による体重変動は避けられません。
多くの方は「この時期は体重が増える」と把握していますが、
意外とその変動幅や時期を正確に理解できていないケースもあります。

毎月のリズムを把握していないと、
体重が増えるたびに焦り、無駄なストレスを抱えることになります。

また、生理周期の中で代謝が高まり、
一時的にカロリーを多く必要とする時期もあります。
そういった時期には、食欲が高まる少し前から
+300kcal程度までのカロリーアップであれば問題ないです。

その後、自然と食欲が落ち着くタイミングが来るため、
その時期になったらその分カロリーをアンダーにして調整すると
月単位で見れば体重は安定します。
個人差はありますが、「一時的に増えてもOK」という理解が重要です。

パターン② 低カロリーを頑張りすぎた結果のリバウンド

これは非常に多いパターンです。
ダイエットのつもりで行っている内容が、
実は「減量」レベルになっているケースです。

カロリーを大きく削り、
体調不良を無視してでも体重を落とすことを最優先にしてしまう。
この状態を長期間続けると、代謝は確実に低下します。

その結果、以前なら問題なかった食事量でも
カロリー収支が大きくプラスになり、
太りやすい体の状態になってしまいます。

このパターンに心当たりがある場合は、
一度摂取カロリーを+10%程度引き上げてください。
また、食欲が乱れている方は、
食欲コントロールに関する情報を改めて学び直すことも重要です。

減量後の体重を「セットポイント」と勘違いしない

ここは非常に大切なポイントです。

例えば、もともと50kgが普通だった人が、
半年かけて45kgまで減量したとします。
その45kgという体重は、人生全体で見れば「イレギュラー」です。

にもかかわらず、その体重を
「これが私の普通の体重(セットポイント)」
と勘違いしてしまうと、
50kgに戻っただけで「太りすぎた」と感じてしまいます。

セットポイントを本当に変えたいのであれば、
その体重を長期間維持する必要があります。
ただし、無理な精神論で維持しようとすると、
心身のトラブルにつながるリスクもあります。

大切なのは、
長く維持できる取り組みでダイエット・減量を行うことです。

パターン③ ダイエットのルールが破綻した

最も多いのがこのパターンです。

・運動の頻度を守れなくなった
・食べないと決めていたものを食べてしまう

これは「意志が弱くなった」のではありません。
今のあなたには、そのルールが無理になったというだけです。

数ヶ月前の自分と今の自分では、
ダイエットに注げるエネルギー量が違います。

ダイエットに使えるエネルギーが減る理由

エネルギーが不足する理由はいくつもあります。

・仕事や育児など、別のタスクにエネルギーを取られている
・思考の癖が強く、精神的エネルギーを消耗している
・慢性的なストレス
・体力(肉体的・精神的)の不足
・栄養不足によるエネルギー産生の低下

心と体は一体です。
精神的エネルギーが減れば、体のエネルギーも減ります。

体脂肪があっても、それをエネルギーとして使えない状態では、
「食べているのにエネルギーが足りない」という状況になります。

リバウンド中にやるべきことは「立て直し」

リバウンド中に必要なのは、
さらに頑張ることではありません。

まずは、自分自身を制御可能な状態に戻すことです。

・分かっているのに運動できない
・ダメだと分かっているのに食べてしまう

これはアンコントロールな状態です。

多くの場合、
適切なカロリーアップと栄養補給
頑張りすぎているタスクを減らすこと
が必要になります。

ダイエットは「今の自分ができる量」で考える

人によってエネルギーのタンクの大きさは違います。
忙しい時期、育児や仕事が重なる時期には、
ダイエットに使えるエネルギーは自然と減ります。

そんな時に、
「以前と同じレベルのToDo」を掲げるのは無理があります。

多くの人は、
未来を考えすぎて自分でタスクを増やしてしまいます。
実際に整理すると、
やるべきことは3つ程度に収まることがほとんどです。

少しずつ進めてエネルギー消耗率を下げる

大切なのは、いきなり大きな努力をしないことです。

マラソン選手が長距離を走れるのは、
その行動に慣れていて、
その行動へのエネルギー消耗率が低いからです。

ダイエットも同じです。

・105%の努力をする
・慣れたらそれが100%になる
・また次の105%を積み重ねる

これを繰り返すことで、
「頑張っている感覚」がない生活が作られます。

まとめ|焦らず、長期視点で積み重ねる

リバウンドは失敗ではありません。
頑張りすぎた結果、立て直しが必要なサインです。

2ヶ月後の体重よりも、
1年後の健康を大切にしてください。

小さなことを一つずつ積み重ねれば、
1年後、人は確実に変わります。

またリバウンドし始めたと感じた時は、
いつでもこの内容に立ち返ってください。

焦らず、着実に進んでいきましょう。


ボクノジムでは“2ヶ月後の減量より1年後の健康”をテーマにお客様のダイエットをサポートしております。
長期的な視点での健康管理こそ真なる価値であることをお伝えしています。

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