ダイエットでカロリー計算が無駄な理由。
白金高輪 パーソナルトレーニング ボクノジム
白金高輪のパーソナルトレーナーけーたです(^^)
ダイエット中の皆さん。今、何kcalに設定して食事をしていますか?
基礎代謝+運動の消費カロリーを計算して
『日々の摂取カロリー』を計算して
カロリー収支をマイナスにすることで、ダイエット成功!
というイメージでダイエットを組み立てる方は多いかと思います。
が、
僕はカロリー計算をしません。
摂取カロリーはどれくらいですか?
なんて聞かれることがあるんですが、僕はカロリー計算をしていないので『わかりません。』としかお答えできないのです。
今回の記事では
・カロリー計算が無駄な理由
・カロリー計算に頼らないダイエットの組み方
について解説します。
カロリー計算が無駄な理由
僕がカロリー計算を捨てたことには、2つの理由があります。
まずはこの2つの事実を知っていただいて、あとは皆さま個々で判断なさってください。
カロリーよりも血糖値に注意するだけで痩せる。
白米と玄米、どちらがダイエット(減量)に向いていると思いますか?
きっと多くの方が、玄米の方がダイエットが進むことをどこかで聞いたことがあるはず。
実際に白米を玄米に置き換えるだけで減量が進みます。
それは、カロリーが減ったからではないのです。
白米1膳のカロリーは、269kcal
玄米1膳のカロリーは、264kcal
1膳で5kcalの差しかありません。
脂肪1kg減らすためには約7,200kcalのカロリー削減が必要です。
それは、1,440膳分の差です。
1日3膳食べる人が、毎日欠かさずに置き換えて1年半くらい経てば、やっと1㎏痩せることができる計算です。
(むちゃくちゃざっくり計算ですが…)
ですが実際には、この計算に見合わないほど、もっと早い段階で体重が落ちます。
その理由は血糖値コントロールにあります。
一般的に糖を多く含む食事ほど血糖値を上げやすいので、その後インスリンという血糖値を下げるホルモンが出ます。
インスリンは血中の糖を細胞に運び入れるという役目があるので、
インスリンが多く出るほどに脂肪細胞にカロリーが流入するリスクが高くなるのです。
この太りやすさの指標の一つが GI値 です。
GI値が高いほど血糖値を上げやすいのです。
そして
白米のGI値 → 84
玄米のGI値 → 54
※GI値は70以上で高いという評価になります。
以上のことから
カロリーは同じ食事でも、血糖値の上がりやすさが異なれば太ることも痩せることもあるので、カロリー計算の優先度は低い。
と判断しました。
摂取カロリーと吸収カロリーは異なる。
もう一つの理由は、吸収カロリーという考え方にあります。
皆さんは、食品ごとにカロリーを把握することができますが、
その数値がすべて吸収されるかどうかは計り知れないのです。
例えば、リンゴ1つのカロリーでも、僕なら100kcalかもしれないし別の人には150kcalかもしれない。
そしてそれは、糖質を吸収しやすい人がいたり、脂質を吸収しやすい人がいたり、まちまちだと考えられます。
せっかくカロリー計算してダイエットを組み立てても「計算上はもっと痩せるはずなのに…なぜ痩せないの?私は痩せられない体質なの?」となりかねません。
以上のことから
表面上の数値だけで判断できないので、カロリー計算をしている時間は無駄だな。
と判断しました。
では、
僕はカロリー計算をせずにどのようにダイエットを進めているのか?・・・
カロリー計算に頼らないダイエットの組み方
あらかじめ、お伝えしていきたいことは
特にここから先の話は、減量をしている時の内容です。
ダイエット中は、痩せるために・・・!なんてことを考えて食事をしていませんので。
僕が減量中によくとる方策は、相対的に食事量を削るという形です。
2週間前の食事よりコレをなくして、アレはソレに置き換えよう。
とか、これくらいむっちゃざっくりです(笑)
この時に、アレに置き換えたらカロリーがどれくらい減るから、1か月後には…なんて計算はしないのです。
常にカラダのリアクションを見て判断するのみ!
これが僕の答えです。
え・・・・そんなこと?
って少しがっかりした内容でしたか(*_*)?
さて。
皆さまは、ここから先のダイエット(減量)をどのように進めていきますか?
カロリー計算に基づいて組み立てますか?
その方法では必ずどこかで計算と合わない事態が起こります。
カラダの内部反応は目に見えない…簡単に数値で把握することは不可能なのです。
だから、面白いのですが…(^^)
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